こっちは2日目。Closing Keynoteを見れなかったりしましたが。。。


▼KEYNOTE:アドバタイジング・レボリューション:消費者動向の変革が広告業界の未来を創る
 ・熱狂的なファンの価値とは何か?
   →どれくらい対話ができるか
 ・ソーシャルメディアは機能であって目的ではない
 ・アートとサイエンスの組み合わせ


▼KEYNOTE:革新的デジタルメディア 戦略 消費者が求めるデジタルメディアとは?
・編集強化として様々なブログコンテンツを作る
ex)CNN Entertainment
Tech Pulse
・iReportの応用でハイチの地震の時に行方不明者を捜索出来る仕組みを提供


▼ソーシャルアプリ・ゲームを活かす最適な広告ビジネス戦略の構築法
 ・広告をいかに嫌がられずに楽しんでプレーしてもらえるかを忘れずに
 ・ソーシャルゲームは年々どんどんシンプルに、プレー時間が短くなっている
 ・「贈答」という日本独自の文化
 ・既に他社がやっているからダメだということではない
 ・サンシャイン牧場と怪盗ロワイヤルの違い
 -リアルで知っている人向きのゲーム   −サンシャイン牧場
 -知らない誰かとやるのに向いているゲーム−怪盗ロワイヤル
 ・アメーバピグとアメーバpicoは別チーム、別サーバで運営
 -2.5等身はアメリカでは売れない
 -ローカライズよりカルチャライズをしている
 ・ロケーションとソーシャルアプリの統合が欧米では進んでいる


▼キャンペーンが変わる!プッシュ型からプル型への戦略転換法
 1)Reviewing your campaign ROI "push or pull?"
  [富士ゼロックスの事例]
Direct 2 0ne事業
 −JTB:ユーザによってカスタマイズされたDMポストカードが届く
・marketing ROI=915%、店舗への来店率=22.9%、来店後の旅行の申込み率=90.8%
 ・旅に求める価値観や旅行行動をリサーチ価値観の類似性でターゲットを4つにクラスター化
 ・クリエイティブはdemographic,psychographic,past destinationsでカスタマイズ

 2)Evaluate Consumer Change in Behavior.
  [須田氏のプレゼンから]
被リンク力…情報は再送信されないと意味がない(従来は発信力だった)
−つっこまれクリエイティブ(Feeding Creative)
  [螺澤氏のプレゼンから]
様々な情報を瞬時に「参照」できる世の中に
参照した情報を広げる「仕組み」が整備された

生活者の興味を入り口に→企業が伝えたいことへと繋げるための
  →情報の体裁づくり=ネタ化 TIPPING
ex)・ソニーブルーレイスクリーンセーバーの事例
製品の「キーワード入力による録画」機能を疑似体験できるスクリーンセーバーを提供
自分のキーワードを入力することでツールが成立
「自分の感覚のアピール」に製品の情報が付随する設計
   →だからクチコミで拡散した スクリーンセーバーも25万インストール

  ・ANA旅割REVIEW
航空券の事前割引予約を旅行低関与層に知ってもらうこと
「価格訴求」から「旅情喚起」への訴求内容の拡張
旅する女の子たちの姿を通して航空券を訴求、バナーのクリエイティブもこのトーンで
   →バナーのCTRが1.8倍に

   [プレゼン後のトークにて]
 ・須田さん:1万年単位では人間は変わっていないのでは
 ・変化した点としてはメールやTwitterなどで履歴を実感、認識出来るようになった
 ・マスへのざっくりしたコミュニケーションから個人へのダイレクトコミュニケーションへ

 3)How to Re-engineer your campaign with such Change.
[須田氏のプレゼンから]
 ・以前のキャンペーンはリニアプロセス(印刷的プロセス)を5回繰り返すのが鉄則だった
  しかし、現在はソーシャルプロセス(WEB的プロセス)

 ・ソーシャルプロセスは
行きあたりばったり
中心は変えずにあとはカオスに
  ex)オバマ、ガンダム、初音ミク現象の中心にあるものはそれぞれこれではないか

   [螺澤氏のプレゼンから]
 ・企業の覚悟と2つの真実
真実A:人間は、いやらしいことをしてはいけない…企業決裁の論理
真実B:人間は、いやらしいことが大好きだ…ソーシャルメディアの論理
 
     ・ソーシャルメディア時代の作法
good:「みんなが遊んでいるところで仕事しちゃってすいません」
bad :「俺たちの仕事してるところで遊ぶなよ」
 →これが炎上を生む

 AD=public announcing→public place=park
 広告から広場へ


▼新たなるコンテンツ・プラットフォームは我々の未来を変えるか
  [田端さんの話から]
iPadアプリのセッションあたりPVはWebの3〜5倍
現状の問題点;誰が広告を売るの?広告の出稿元に出来上がった広告をどう共有するの?
   まだ仕組化できない、アプリの承認があるのでいつリリースできるか読めない

  ・アプリは「共通の興味」のあるものがない;ここが不安な点
→共有の環境が作りにくい、ソーシャルがそれを解決できるか
  ・メディアブランドカンパニーをコンデナスト社は目指している